2011年7月31日日曜日

空からスウェーデンを見てみよう

気づけば、半年近くブログ放置してました。

ついつい、facebookをブログ代わりにしてしまいます。

さて、昨日は、BSプレミアム「北欧特集」
ニルスの不思議な旅2011 ~美しき夏のスウェーデン 大空中紀行~
を見てました。





30年前にNHK総合で放映されていた「ニルスのふしぎな旅」は、いまもお気に入りの一つ。



初のノーベル賞女性作家 セラマ・ラーゲルレーヴが、スウェーデンの教育界からの依頼で、スウェーデンの地理を子供にわかりやすく物語り仕立ての教材用に執筆したものだとか。

スタジオぴえろの叙情的な描写がすばらしかったのを覚えています。
自宅にはベータマックスで全話録画したあるはずです(笑)

「ニルス」の旅はスウェーデンをくまなく辿っていますが、

今回の番組では、ニルスの故郷「スコーネ地方」から首都ストックホルムまでとほんの序章部分。


でも、空撮のパイロットを「ニルス」としたり、使用するHeliAirSwedenのヘリに「モルテン号」のステッカーを貼ったり

ファンサービスですねぇ(笑)

「鳥の目線」で撮影されたという映像は、まだ訪れたことのないスウェーデンの景勝をたくさん見ることができました。
ニルスの家のモデルも、まだあるとか。



なんと、実家そっくりのお城を(再)発見
「グリミンゲ城」だそうです。




しばし、ガチョウのモルテンに乗って、旅をしたニルスの雰囲気を味わえました。


ブログタイトルの「空から~」はテレビ東京系で放映されている、空撮地理番組
空から日本を見てみよう
をもじっていますが、こちらは「くもじい」と「くもみ」の雲の爺孫コンビによる
軽妙な掛け合いと、人々の暮らしに焦点を合わせ、「測れ!トンガリ計測部」や「公園アニマルズ」などのミニレギュラーコーナーを交えて、地域を探訪していく造り。
しっかり地理的な解説も挟み込んできますので、コッチの方が、良く出来ているように思えます。

「ニルスのふしぎな旅2011」は、あくまで、「ニルスのふしぎな旅」を実写空撮で
再現する趣旨だと思われますので、単純に比較は出来ないと思いますが、ストックホルムから
先の行程を作製する際には、ボーカルレスの曲を選んで、出来れば「ニルスのふしぎな旅」の劇伴BGMを使用してほしいと思います。

せっかくパイロット「ニルス」の目覚まし曲を、
加橋かつみさんの「ニルスのふしぎな旅」

にしたり、番組のエンディングは英語版を流す演出までしたのですから。



今回のNHK北欧特集では、ABBAの番組もいくつかあり、録画はしたのですが、まだ見てません。
時間のあるときにゆっくり見られたらいいなぁ。

使用したキャプチャ画の著作権は、NHK・ホリプロが所持しています。





そういえば、同じNHK+ピエロ作製の「太陽の子エステバン」も8ミリビデオで全話初回放映分を録画してあるのですが、友人に貸したままになっています(笑)
NHKにもぴえろにもオリジナルがない話を聞いていますので、おそらくお宝ものではないかと。

2011年2月23日水曜日

SNSのセキュリティリスク

ここ数日、facebookで
My total Facebook profile views are:

などと言うウォール投稿が頻繁になされた。
投稿を知らせるメールに因れば、
http://www.facebook.com/l/49b22/goo.gl/~~~~

と言うリンクに飛ばしたいらしい。
試しに踏んでみると、facebookアプリの許可画面に遷移する。
「許可しない」にしてみると、
http://profile-stats-spy.info/?perms
とか
http://crazyprofile.info/1/?perms

なんて怪しげなURLが表示される。
※上記のURLはfacebookアプリ許可にリダイレクトされ、ループします。

「許可する」と、前述のようなSPAM投稿を友だちのウォールにどんどん書き込んでいくようだ。

実生活でも「訳のわからない(自分で納得していない)ものは使わない(触らない)」
というのは危機管理の基本でしょう。
facebookが実名登録を基本としているため、
自分が良く知っている人が使っている(やっている)ことだから大丈夫

という落とし穴に嵌ってしまいがちなのだろう。
#実際はその友だちではなくSPAMアプリがやっている

mixiアプリでも、サーバに送出されるプライバシーデータが問題になったとされる記憶がある。

ネットも実生活も同じような危機管理意識を持たないとなりません。
SNSの落とし穴は、ウィルス感染よりも「知人」というセキュリティレベルを
上げない相手と繋がっているという安心感を逆手に取った悪質な輩が
狙っているかもしれません。

ある方が、Viberと言う、無料で音声通話の出来る
アプリのことを書いていましたが、これも端末の電話帳データを
サーバに送出することが知られています。
クラウドコンピューティングで、「いつでもどこでも」端末があれば
等質に近いサービスが受けられて便利なのですが、
プライバシーデータを人質に取られていることも考えなければならないと思います。
一応Googleとか、appleとか、クラウドサーバのセキュリティは
ある程度信用しているから、使っていられますが、
過剰な意識を持たずとも、危機管理意識を持ってネットの世界を楽しまないといけないと思います。


yebo blog: なぜ、Viberを使うべきではないのか