2011年2月23日水曜日

SNSのセキュリティリスク

ここ数日、facebookで
My total Facebook profile views are:

などと言うウォール投稿が頻繁になされた。
投稿を知らせるメールに因れば、
http://www.facebook.com/l/49b22/goo.gl/~~~~

と言うリンクに飛ばしたいらしい。
試しに踏んでみると、facebookアプリの許可画面に遷移する。
「許可しない」にしてみると、
http://profile-stats-spy.info/?perms
とか
http://crazyprofile.info/1/?perms

なんて怪しげなURLが表示される。
※上記のURLはfacebookアプリ許可にリダイレクトされ、ループします。

「許可する」と、前述のようなSPAM投稿を友だちのウォールにどんどん書き込んでいくようだ。

実生活でも「訳のわからない(自分で納得していない)ものは使わない(触らない)」
というのは危機管理の基本でしょう。
facebookが実名登録を基本としているため、
自分が良く知っている人が使っている(やっている)ことだから大丈夫

という落とし穴に嵌ってしまいがちなのだろう。
#実際はその友だちではなくSPAMアプリがやっている

mixiアプリでも、サーバに送出されるプライバシーデータが問題になったとされる記憶がある。

ネットも実生活も同じような危機管理意識を持たないとなりません。
SNSの落とし穴は、ウィルス感染よりも「知人」というセキュリティレベルを
上げない相手と繋がっているという安心感を逆手に取った悪質な輩が
狙っているかもしれません。

ある方が、Viberと言う、無料で音声通話の出来る
アプリのことを書いていましたが、これも端末の電話帳データを
サーバに送出することが知られています。
クラウドコンピューティングで、「いつでもどこでも」端末があれば
等質に近いサービスが受けられて便利なのですが、
プライバシーデータを人質に取られていることも考えなければならないと思います。
一応Googleとか、appleとか、クラウドサーバのセキュリティは
ある程度信用しているから、使っていられますが、
過剰な意識を持たずとも、危機管理意識を持ってネットの世界を楽しまないといけないと思います。


yebo blog: なぜ、Viberを使うべきではないのか