久しぶりのエントリは、初めてかもしれない仕事の話です。
弊社は、カレンダーや団扇などの季節商品を扱っているため、
この時期は繁忙期です。
12月に入ると、お客様がカレンダーを配り始める頃ですので、
注文戴いているお客様からお問い合わせが多くなります。
通常、カレンダーの場合はご注文戴いて、納期が約40日掛かります。
これは、カレンダーに印刷する原稿が校了してからの日数です。
品物と数量を決めて戴き、商品を揃えてから印刷にはいるのが一般的です。
部数が多かったり、多色刷りの場合には若干異なりますが、概ね
納期は40日を目安にさせて戴いています。
さて、今日、11月上旬にご注文戴いたお客様からのお問い合わせがあり、
名入れを製造メーカーにお願いしているので、担当者に連絡を取った処、
12月13日納期との回答がありました。
品物の製造が遅れており、今月に入ってから、名入れの作業になっています。
とはいえ12月ですから、一日でも早い納品をしなければ為りません。
問い合わせがあったと言うことは、お客様も急いでおられる。
何とか、一日でも早い納品をお願いして、電話を切りました。
お客様には、進捗をお話しし、来週中の納品とお伝えした処、
配布を10日から行いたいので、それまでに納品して欲しい旨、
ご要望がありました。
すぐに、担当者に連絡しましたが、生憎外出中とのこと。
お客様のご要望を伝え、もし、社内での連絡ではどうにもならないのであれば、
製造部門にこちらからお願いしますと、言伝を頼み、折り返し連絡を
貰うことにしました。
暫くして、担当者から電話があり、
・先ほど13日納期の回答をしたが聞いていないのか。
・本社に連絡するなんて、私の顔を潰す気か。
・遅く注文したのに、威張って早くしろとは何事か。
というのです。
さすがに呆れて、「もういい」と電話を切りました。
こちらは、仮にも「顧客」です。
腹に据えかねてしまい、本社に電話を入れて、このような対応を受けたが
どういう社員教育をしているのか質しました。
本社製造担当氏は、まず不適切な対応を詫び、製造ラインもフル稼働で、
少しでも早く納品出来るようにやっています、と恐縮して答えてくれました。
こちらも発注が遅くなってしまったことは理解しているので、何とか
お願いしますと矛を収めました。
今回、弊社の担当氏(東京店長)が間違っていると思うのは、
・顧客であるはずの私に、非があり、責任はないという姿勢。
・顧客の要望に応えようとする、姿勢が感じられない。
・顧客を非難した。
・顧客よりも自分のメンツを優先した。
と言うことだと思います。
無理と思われる要望にどう応えるのか。
改めて考える機会になりました。
私が担当氏の上司で、この件を知ったなら、良くて訓告、最悪の場合は解雇もあり得るだろうと思いました。
本社に連絡して製造担当氏と話をしなかったら、次回からは取引を再考、若しくは取引停止にしていたと考えたからです
忙しいにも拘わらず、ブログに書き込んでしまった高ぶりをご理解戴ければ幸甚です。