2008年12月5日金曜日

どう回答しますか?職業奉仕ネタ(かな?)

久しぶりのエントリは、初めてかもしれない仕事の話です。

弊社は、カレンダーや団扇などの季節商品を扱っているため、
この時期は繁忙期です。
12月に入ると、お客様がカレンダーを配り始める頃ですので、
注文戴いているお客様からお問い合わせが多くなります。

通常、カレンダーの場合はご注文戴いて、納期が約40日掛かります。
これは、カレンダーに印刷する原稿が校了してからの日数です。

品物と数量を決めて戴き、商品を揃えてから印刷にはいるのが一般的です。
部数が多かったり、多色刷りの場合には若干異なりますが、概ね
納期は40日を目安にさせて戴いています。

さて、今日、11月上旬にご注文戴いたお客様からのお問い合わせがあり、
名入れを製造メーカーにお願いしているので、担当者に連絡を取った処、
12月13日納期との回答がありました。
品物の製造が遅れており、今月に入ってから、名入れの作業になっています。
とはいえ12月ですから、一日でも早い納品をしなければ為りません。
問い合わせがあったと言うことは、お客様も急いでおられる。
何とか、一日でも早い納品をお願いして、電話を切りました。

お客様には、進捗をお話しし、来週中の納品とお伝えした処、
配布を10日から行いたいので、それまでに納品して欲しい旨、
ご要望がありました。

すぐに、担当者に連絡しましたが、生憎外出中とのこと。
お客様のご要望を伝え、もし、社内での連絡ではどうにもならないのであれば、
製造部門にこちらからお願いしますと、言伝を頼み、折り返し連絡を
貰うことにしました。

暫くして、担当者から電話があり、
・先ほど13日納期の回答をしたが聞いていないのか。
・本社に連絡するなんて、私の顔を潰す気か。
・遅く注文したのに、威張って早くしろとは何事か。
というのです。

さすがに呆れて、「もういい」と電話を切りました。

こちらは、仮にも「顧客」です。
腹に据えかねてしまい、本社に電話を入れて、このような対応を受けたが
どういう社員教育をしているのか質しました。

本社製造担当氏は、まず不適切な対応を詫び、製造ラインもフル稼働で、
少しでも早く納品出来るようにやっています、と恐縮して答えてくれました。

こちらも発注が遅くなってしまったことは理解しているので、何とか
お願いしますと矛を収めました。

今回、弊社の担当氏(東京店長)が間違っていると思うのは、
・顧客であるはずの私に、非があり、責任はないという姿勢。
・顧客の要望に応えようとする、姿勢が感じられない。
・顧客を非難した。
・顧客よりも自分のメンツを優先した。
と言うことだと思います。

無理と思われる要望にどう応えるのか。
改めて考える機会になりました。

私が担当氏の上司で、この件を知ったなら、良くて訓告、最悪の場合は解雇もあり得るだろうと思いました。
本社に連絡して製造担当氏と話をしなかったら、次回からは取引を再考、若しくは取引停止にしていたと考えたからです


忙しいにも拘わらず、ブログに書き込んでしまった高ぶりをご理解戴ければ幸甚です。

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