JR宇都宮駅東口から移転作業中の餃子像が落下し損壊したそうだ。
餃子像を管理する宇都宮観光コンベンション協会では、修復して、西口への設置を進めるとか。
作業を委託された業者に瑕疵があるのは明らか。業者の責任で、修復するのだろうが、
落下事故を起こさぬようにする配慮が足りなかったのだろう。
ニュースの写真で見る限り、ワイヤーとベルトで吊り上げ、トラックに乗せて移動するつもりだったようだが、
2トン近い像を固定するには、不十分な設備だったのではないか。
我々が仕事をする際には、瑕疵の無いように充分留意して作業を行うのは「職業人」として当然のこと。
昨年、納入業者の手違いで、パーツが一つ足りなかったために、わざわざレジン成型して
納品したことを思い出した。
100円にも満たないパーツだったが、労力と費用は50倍近くになった。
委託を受けた業者には、残念ながら「職業人」としての意識が低かったと思われても仕方ない。
同時に「移設作業」に関しては信用失墜も甚だしかろう。
今ひとつ馴染みが薄い「餃子像」だったが、「餃子の街」としての起爆剤になったアイテムである。
元々の設置場所(事故現場)はGoogle Mapで確認できる。
また、3Dギャラリー
では、損壊前の3Dオブジェクトと合わせて観ることも出来る。
右側地図下にある「ダウンロード」セクションから、[Google Earth]ボタンを押下し、
表示されたダイアログで[開く]を選択すると、Google Earthがインストールされていれば、
自動で起動し、3Dオブジェクトが、元々の設置場所に表示される。
2008/10/08 01:30追記
You tubeに、事故を捉えたニュース映像がアップされていた。
思ったとおり、移設のプロフェッショナルとは思えない作業手順
だったようだ。
嘆かわしい。
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