2008年10月9日木曜日

そんなに甘いものではないと思う

"自殺未遂騒動"の柳楽優弥はアニメ声優として復帰へ



いきなり、実写映画で復帰させるより、アニメのほうが
プレッシャーがかからない。所属事務所は声優で来年早々、
復帰させるつもりです」(映画関係者)




「声だけ」で演技をするアニメと、自分の肉体全てを使って表現できる映画と
どちらがプレッシャーが掛からないか、一概には断言できないだろう。

しかし、昨今のアニメーション、特に劇場で公開される「大作」の殆どに
「声だけの演技」は初体験、若しくは僅かな経験であるにも拘わらず、
「有名俳優(女優)」がキャスティングされる。
そのいくつかを観たが、残念ながら「素人クラス」としか言えないような、稚拙な
「演技」が殆どである。

「も○○け姫」辺りから、登用を拡大してきているようだが、これなら、コミケ辺りで
スカウトした方が上手い人材が居そうな出来だった。

話題性による、広告効果には充分だろうが、本質的な「作品」を蔑ろにするような
演技だけはして欲しくない。
みっちりと演技指導をして、作品の質向上をお願いしたい。
観客は、画面上の見かけを、演技者の「声」によって、「登場人物」として認識するのだから。

もし、引用した考えで「アニメ声優」になるのなら、
柳楽は真面目な性格で、仕事のことでかなり悩んでました


に拍車を掛けやしないだろうか。
思うほど「声優」は甘くない。

逆に、彼が「アニメ声優」を経験することが、役者としての肥やしになるなら、
心から応援したい。

取り敢えず、何の役をするのかは知らないが、3ヶ月(1クール)は静観。


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